Enepro21 Regular 開発のコンセプト
次世代のエネルギー設計・評価にも対応できるエネルギーシミュレーションソフトです。
高い精度と使いやすさを両立し、プロのエンジニアと同等以上の能力と信頼性を持つソフトです。
①ビル・施設・地域負荷特性に合った高効率なシステム設計に柔軟に対応できること
②既存設備の年間運転を正確にパソコン上に再現でき、これをベースケースとして正確な省エネ診断やリニューアル提案が出来ること
③エネルギー関係者の誰もが使いやすい「汎用技術ソフト」であること
④内蔵Helpを充実させ計算式も公開。ブラックボックスをなくしたソフトとする
Enepro21 Regular Ver6が『環境貢献特別賞』を受賞
第35回「中小企業優秀新技術・新製品賞」のソフトウェア部門『優秀賞』『環境貢献特別賞』を受賞いたしました。(主催 りそな中小企業振興財団 日刊工業新聞社)2050年のカーボンフリーを実現する、「発電設備(熱電併給)」「太陽光発電設備」「蓄電池システム」および「需要家エネルギー負荷に対応するエネルギーリソース」を一体として、最適なシステム設計及びエネルギー運用をシミュレーションできることが評価されました。
Enepro21 Ver6の概要ビデオ(10分)はこちら
Enepro21 Regular 対応熱源機器
*Ver6では、太陽光発電と蓄電池及び燃料電池(水素対応)を組込んでDR、VPP及びピークカット/シフトに自在に対応できる機能が追加されています。更に太陽光の出力制限にも対応いたします。
フロー図はこちら
Enepro21の概要
Enepro21の操作
Enepro21 Regular の特徴
1. 既存のエネルギー設備を正確に再現します
- 既存設備の年間運転実績を高い精度で、シミュレーションにより個別熱源機器の年間消費エネルギー及び全体エネルギーを実設備の消費エネルギーとの誤差を1~2%の誤差範囲内で再現できる精度を有しています。これは電力、熱及び流量のバランスを運転状態を正確に再現できるためです。
- 二次側(ビル側)の空調制御システム(温度、湿度、外気換気等)の結果は、エネルギー供給側(熱電設備側)の電力負荷、熱負荷及び冷熱・温熱の往還温度差に全て集約されます。集中熱電設備は、2次側(ビル側)の空調設備が制御された結果の電力・冷水・温水負荷及び冷水・温水の往還温度差データに基づいてシミュレーションを実施することになります。
- システムフローの機器を組み合わせて、容易にシステム構築ができます。
- 機器に付属するポンプ、附属冷却塔、附属熱交換器は自動的に接続されます。
- 機器の種類やタイプは「Enepro21データベース」よりダウンロードして容易に設定できます。
- シミュレーションの結果は帳票・グラフでアウトプットされます。
- すべてのデータをExcel形式で出力することができます。
2. あらゆる熱源システムを容易に構築できます
3. お客様がご利用しやすいソフト構成です
Enepro21 Regular は、①熱電負荷作成プログラム、②シミュレーションプログラム、③Enepro21活用データ集が一体となっている極めて使いやすいソフトです。
4. Enepro21 Regular 活用データ集について
お客様が容易にシミュレーションを実行できるようにEnepro21活用データ集を整備しています。
Remote Desktop
Enepro21ユーザー様がご自宅などから会社のEnepro21にアクセスしてご利用になれるシステムとして、「Remote Desktop」を用意しています。
(*Enepro21のライセンス契約をされているお客様が対象です。)